プログラミングを必要としない、誰でも簡単にハイパースペクトルデータが解析できるアプリケーションの開発を行いました。MATLAB®環境によって構築された本アプリは、簡単なボタン操作のみでハイパースペクトルデータの可視化・機械学習用の訓練データの作成・機械学習・セグメンテーション・評価を行うことができます。

ハイパースペクトルイメージングとは?

ハイパースペクトルイメージングとは、数百に分光した色情報を使って解析を行う技術です。一般的に用いられるカメラは赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)から構成されるため、その頭文字をとってRGB画像と呼ばれます。一方、私達の研究では、より細かく色(波長)を取得していくことによって、人間の目では捉えきることのできない細かな波長情報を収集します。それらから岩石種、鉱物種、風化度合い、含水率などを判定するAIの開発を行っています。

RGB画像(左)とハイパースペクトル画像(右)の概念図(Okada)

解析アプリAPiS (AI Powered intelligent Spectrum analyzer)

APiSの紹介動画

Introduction Movie of APiS (ver. Eng)